医療法人誠恵会 のなか内科

お知らせ
News

  • 2025年4月の当院の胃カメラ・大腸カメラの検査結果の概況
    2025年05月21日
    お知らせ

    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)件数の詳細

    2025年4月の当院での胃カメラ件数は83件(2025年度計83件)でした。

    尚、昨年同月の2024年4月の胃カメラ件数は95件でした。

    大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)件数の詳細

    2025年4月の当院での大腸カメラ件数91件(2025年度計76件)でした。

    尚、昨年同月の2024年4月の大腸カメラ件数は76件でした。

    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)の結果

    4月83件のうち、悪性腫瘍(早期胃癌)を1例認めました。その他多くが異常なし、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃ポリープなどの良性疾患でした。

    また、ピロリ菌の除菌治療は15例(一次除菌14件、二次除菌1件)でした。

    大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)の結果

    4月91件のうち、1例の方に悪性腫瘍(進行大腸癌)を認め近隣の総合病院へ紹介しすでに治療は無事に終了しております。その他大腸ポリープ(大腸腺腫)を切除した方は38例で、すべての方を同日に当院で内視鏡切除術を施行しております。

    考察・まとめ

    ・胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)83件施行し、1例に早期胃癌を認めました。早期胃癌の方は40歳代であり、胃部不快感にて初めて当院で胃カメラを施行し発見に至りました。悪性疾患には早期発見早期治療が最も大切です。腹部の不快感や嘔気、心窩部痛・腹痛、その他胃酸の逆流症状がある方は当院受診のうえご相談ください。また症状のない方も、ご家族歴やピロリ菌加療歴があるかたは、さいたま市胃癌検診やドックを用いた内視鏡検査が可能ですのでお気軽にご相談ください。また、ピロリ菌感染の方15例に除菌術を施行しております。除菌前後では胃癌の発症リスクが5分の1ほどに軽減されます。ピロリ菌感染を調べたことない方や、陽性でも未除菌の方は当院で治療方針などをご相談ください。

    なお、当院では腹部超音波検査も医師が施行しております。昨年度は膵臓癌を3例当院の腹部超音波検査にて発見致しました。膵臓癌は近年増加傾向にある印象です。

    ・大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)91件を施行し、1例の方に進行大腸癌を認めました。その他、38例(進行大腸癌と重複1例含む)の方に大腸癌前癌病変である大腸腺腫を認め同日に内視鏡切除術を施行し完全切除となっております。いずれの悪性疾患も早期発見が予後を左右する重要な因子です。特に症状がある方は当院受診のうえご相談ください。

    また昨年度は腹部超音波にて膵臓癌を3例発見し大学病院や近隣の総合病院へ紹介しております。1例の方は、当院で施行したさいたま市胃癌検診(胃カメラ)にて上記を疑いました。当院では内視鏡検査だけでなく、腹部エコーにも力を入れておりますので自覚症状のある方は受診のうえご相談ください。

    自覚症状がある方はもちろんのこと、自覚症状がなくても昨年健診を実施していない方はこの機会に受診の検討をお願い致します。

    貧血症状、胃痛・腹痛、腹部違和感、便秘、下痢、血便、食欲低下、体重減少などの自覚症状や、癌の家族歴、ピロリ菌感染歴、健診にて便潜血陽性や貧血の指摘などがある方も一度受診をご検討いただけたら幸いです。

    当院では、1年を通じてすべての内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)と腹部超音波検査(腹部エコー)を内視鏡専門医・消化器病専門医・肝臓専門医の松本泰輔院長内視鏡指導医・内視鏡専門医・消化器病専門医の野中医師の2名で担当しております。松本泰輔院長は、月.火.水.木.金.土曜日と全日で診療・内視鏡検査・腹部超音波検査を担当しており、野中医師は火、水、木、金で診療・内視鏡検査・腹部超音波検査を担当しております。

    なお、当院では麻酔を使い眠りながらの内視鏡検査(胃カメラ.大腸カメラ)も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

  • 厚生労働大臣の定める掲示事項
    2025年05月01日
    お知らせ

    ◇ 当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

    ◇ 明細書発行体制について

    当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

    ◇ 保険外負担に関する事項

    こちらをご覧ください

    ◇ 関東信越厚生局への届出事項

    【一般名処方加算】

    当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。
    そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。後発医薬品があるお薬については、説明の上、一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。
    なお、令和6年10月より患者さまが一般名処方の処方せんから長期収載品へ変更を希望した場合は「選定療養」の対象となり患者さまの特別負担が発生します。

    【明細書発行体制等加算】

    当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

    【医療情報取得加算】

    当院ではオンライン資格確認システム導入の原則義務化を踏まえ、当該システムを導入している保険医療機関となります。マイナ保険証等の利用を通じて診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。公費負担受給者証については、マイナンバーカードでは確認できませんので、必ず原本をお持ちください。

    【医療DX推進体制整備加算】

    当院では以下の通り医療DX推進の体制を整備し活用しております。

    ①オンライン請求を行っています。

    ②オンライン資格確認を行う体制を有しています。

    ③電子資格確認を利用し取得した診療情報を、閲覧又は活用できる体制を有しています。

    ④マイナンバーカードの健康保険証利用について、利用しやすい環境を整備しています。

    ⑤マイナ保険証について、当該保険医療機関の見やすい場所に掲示しています。

    ⑥電子処方箋を発行する体制を有しています。

    以下については現在猶予期間のため、猶予期間満了までに整備する予定です。

    ①電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制

    【生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)】

    高血圧、脂質異常症、糖尿病に関して、療養指導に同意した患者様が対象です。

    2024年6月1日から高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定されていた方は、『生活習慣病管理料』を算定させて頂きます。

    算定にあたり、「療養計画書」の作成と(少なくとも初回は)患者さんの署名が必須とされています。従来通り個々の生活習慣やご事情に配慮した指導・助言や治療を行わせていただきます。何卒ご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。

    患者さまの状態に応じて医師が判断し、28日以上の長期の投薬を行うことが可能です。

    【外来感染対策向上加算】

    受診歴の有無に関わらず、発熱およびその他感染症の疑いがある患者さまの受け入れを行っています。
    一般患者さまとの動線を分けるため、診察は院外で行います。

    【情報通信機器を用いた診療】

    情報通信機器を用いた診療において初診の場合には向精神薬を処方しません。

    【がん治療連携指導料】
    計画策定病院と連携をとりながら治療を行います。

    【ニコチン依存症管理料】
    当院はニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙の為の治療的サポートをする禁煙外来を行っています。病院内とその周辺は全面禁煙ですので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

    【外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)】
    主として医療に従事する職員の賃金の改善を図る体制につき、外来ベースアップ評価料(Ⅰ)の施設基準に適合し、届出を行っています。

    【酸素及び窒素の価格の届出】
    当該年の4月1日以降の診療に係る費用の請求に当たって用いる酸素の価格について、算出の基礎となった前年の1月から12月までの間に購入した酸素の対価及び購入した酸素の容積の届出を行っています。

    ◇長期処方・リフィル処方せんについて
    当院では患者さんの状態に応じ、・28日以上の長期の処方を行うこと・リフィル処方せんを発行することのいずれの対応も可能です。
    ※なお、長期処方やリフィル処方せんの交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断致します。
    リフィル処方せんとは、症状が安定している患者に対して、医師の処方により医師及び薬剤師の適切な連携の下で、一定期間内に、最大3回まで反復利用できる処方せんです。

    ◇アレルゲン免疫療法について
    当院では、アレルギー性鼻炎の患者さんを対象に、「アレルゲン免疫療法」を行っています。

    敷地内全面禁煙について
    当院は健康保険法第25条の定めにより、受動喫煙防止のため、屋内外を問わず敷地内での喫煙を禁止しております。ご来院の皆さまには、禁煙(非燃焼・加熱式たばこ含む)の厳守をお願いいたします。

  • スギ花粉症に対する舌下免疫療法を始めます
    2025年04月17日
    お知らせ

    ■ 舌下免疫療法とは

    アレルギーの原因となる物質(スギ花粉)を、少量ずつ毎日、舌の下に薬として投与していく治療法です。時間をかけて体を慣らし、アレルギー反応を起こしにくくすることを目指します。

    ■ 使用する薬剤

    シダキュア錠というお薬を使います。シダキュアは、5歳以上のスギ花粉症の方が使用できます。スギ花粉の飛散する前後には、安全のため、治療を開始できません。治療の開始が可能なのは、6~12月治療開始とされています。スギ花粉の飛散が始まる3ヶ月以上前からの治療が効果的といわれています。

    ■ 治療の流れ

    1. アレルギー検査をして、原因がスギかを確認します。
    2. 確認後、1日1回、舌の下に薬を投与します。
    3. 最初は医療機関内で安全を確認しながら始めます。
    4. その後は定期通院しながらご自宅で継続。最低でも2~3年間の継続が必要です。

    ■ 効果はあるの?

    約7~8割の方に症状の改善が見られます。完全に治る人もいれば、薬の量が減るだけの人もいますが、多くの方がメリットを感じています。

    ■ 副作用はあるの?

    比較的安全な治療ですが、以下のような軽い副作用が出ることがあります。

    • 口の中のかゆみ・腫れ
    • 喉の違和感
      ほとんどは治療開始後、数日以内に軽くなります。

    まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)が起きることがあるため、初回投与は必ずクリニックで行います

    ■ 向いていない方

    • 毎日薬を続けるのが難しい方
    • 重度の喘息がある方
    • 妊娠中や授乳中の方(場合により判断)
  • 令和7年度さいたま市特定健診、がん検診が始まりました
    2025年04月09日
    お知らせ

    令和7年度のさいたま市の特定健診・がん検診が、令和7年4月27日(日)から令和8年3月14日(土)まで実施されます。

    当院では、さいたま市の特定健診・がん検診の予約をお電話又はご来院にて受け付けています。

    自覚症状のない生活習慣病やがんの早期発見のために積極的に受診されることをお勧めいたします。

  • 胃カメラ・大腸カメラの予約状況について
    2025年04月09日
    お知らせ

    4月9日現在、胃カメラ、大腸カメラ共に予約可能です。胃カメラは当日、大腸カメラは翌日にも可能です(曜日や時間帯によっては翌日が困難な場合もございます)。4月27日からさいたま市がん検診が始まり、混み合うことが予想されるため、気になる症状や体調不良の方はお早めにご相談ください。

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午前 8:30~12:00(受付:8:30~11:45まで)
午後 15:00~18:30(受付:15:00~18:15まで)
休診日 水曜午後、土曜午後、日、祝祭日
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