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医療法人誠恵会のなか内科

症状別疾患

急性胃炎・急性胃潰瘍 / 消化器系疾患

初めに

胃粘膜の炎症性疾患を総称して胃炎といいます。胃炎には主に、急性胃粘膜病変と慢性胃炎があります。急性胃粘膜病変は原因がよくわかっているものでその原因を除去できれば短期間に回復が望めるものです。安静で数日で回復する軽症から、内服薬や点滴加療、禁食が必要となる急性胃炎もあります。ほとんどが軽症の急性胃炎であるものの、症状が胃潰瘍や胃がんとも似ることもあるため、ご自身で安易に胃炎と判断せずに、もし症状が改善しない場合は胃内視鏡検査(胃カメラ)による病態の確認が必要です。

 

当院での胃内視鏡検査は、鼻からの胃内視鏡検査や、麻酔を用いた眠りながらの胃内視鏡検査のすべてを内視鏡指導医・内視鏡専門医が施行しております。気になる症状がある方や、健康診断や人間ドックで要精密検査の方はお気軽にご相談下さい。

 

急性胃炎・急性胃潰瘍とは

胃炎とは胃の粘膜が炎症を起こした状態で、急激に発症するものを急性胃粘膜病変と総称します。急性胃粘膜病変は急性胃炎と急性胃潰瘍に分類し、腹痛や吐血・下血で発症し胃内視鏡検査で胃の粘膜に炎症などの異常所見を認めるものとされております。

 

急性胃炎・急性胃潰瘍の原因

3大原因は、薬剤性、アルコール性、ストレス性です。その他、アニサキスやピロリ菌による感染症も原因となります。

 

1薬剤性:約半数が薬剤性です。解熱鎮痛剤やステロイド、抗生物質などがあります。内服薬だけでなく座薬や湿布でも起こりえます。

 

2アルコール性:約10%と言われています。またコーヒーの過剰摂取などでも起こりえます。

 

3ストレス性:約10%と言われています。精神的なストレスがほとんどですが、肉体的な要因も影響します。例えば脳血管疾患や熱傷、外傷や大きな手術後でも起こります。

急性胃炎・急性胃潰瘍の症状

発症は急激なため突然の症状を自覚します。具体的には、心窩部痛、悪心、嘔吐、食欲低下、膨満感、吐血や下血などです。大出血を伴っていることもあり、緊急の内視鏡による止血処置が必要となることもあります。

急性胃炎・急性胃潰瘍の検査

内視鏡検査が最も重要です。胃の粘膜に潰瘍やびらん、発赤や浮腫、出血が認められます。出血が認められる場合は、内視鏡で止血処置をします。潰瘍や、びらんは、胃がんやリンパ腫と鑑別が必要となることがあるため、十分な確認と経過観察が必要です。これらの急性胃粘膜病変は診断を確定するには胃内視鏡検査が必要です。

急性胃炎・急性胃潰瘍の治療

まずは原因の除去を行います。病変から出血がある場合には内視鏡的に止血処置をします。

また、酸分泌抑制剤の内服を開始します。腹痛や出血がある場合には、禁食として点滴による加療をすることもあります。

まとめ

急性胃炎や急性胃潰瘍は原因の除去と適切な治療がされれば、一般的には経過は良好です。原因の多くは薬剤性であり、特に解熱鎮痛剤が薬剤の約60%を占めております。解熱鎮痛剤は内服開始から1-2週間に発症することが多く、高齢者や喫煙者に更に多く認められます。腰痛や頭痛などで痛み止めが開始となった方は特に注意をお願いいたします。また、診断を確定させるには、胃内視鏡検査(胃カメラ)が必要であり、疾患の急性期の内視鏡所見は胃がんなどの悪性疾患と鑑別が必要となります。当院では全ての内視鏡検査を私が担当させていただきますので、症状がある方はお気軽にご相談ください。

 

のなか内科 院長 野中 雅也

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